日本児童教育振興財団助成事業(R8)『愛の光を求めて ドレーパー家の足跡』

2026 年 02 月 26 日

日本で唯一私立の視覚支援学校である横浜訓盲学院を創設したギデオン・ドレーパーと家族の足跡が絵本になりました!

かつて、「ヒゲのドレーパーさん」「横浜の聖者」と親しまれ、多くの人に尊敬されたアメリカ人宣教師がいました。その名は、ギデオン・フランク・ドレーパー。1889(明治22)年、ドレーパーとその家族は、視覚障害者の生活を支える「盲人福音会」を横浜に設立します。現在、国内唯一の私立視覚支援学校である「横浜訓盲学院」の前身です。眼の不自由な人が教育を受ける機会はほとんどなく、劣悪な生活を強いられることも少なくなかった当時、異国の地で幾多の困難にも負けずに視覚障害者の教育に力を尽くしたドレーパー一家とはどのような人たちだったのでしょうか。

本書は、ドレーパー家を支えた今村幾太さんの甥で横浜訓盲院施設長も務めた今村鎭夫氏の原文をもとに、倉田ひさし氏の巧みな文体と吉澤みか氏のやわらかい挿絵で、これまであまり知られてこなかったドレーパー家の足跡をわかりやすく表現しています。全文の英訳も収録しており、英語を学習している方や日本語を母語としない方にもおすすめです。

【あらすじ】

ギデオン・ドレーパーは、若くして亡くなった親友の日本愛に心を打たれ、結婚したての妻とキリスト教の伝道のため来日します。横浜での伝道生活は困難を極めますが、やがてギデオンの両親も来日し、一家で活動を続けます。ある日、全盲の少女と出会った一家は、彼女の厳しい生活を目の当たりにし、視覚障害者に手を差し伸べることを決意しました。

「盲人福音会」を立ち上げた一家の活動は、火事や関東大震災、経済的危機など幾多の困難を乗り越え、盲児教育を担う「横浜訓盲院」へと発展していくのです。

【書誌情報】

定価:2,500円  頁数:51頁

発行:社会福祉法人桜雲会  2026年2月刊行

☆点字版、デイジー版も近刊予定!☆

 

文/倉田ひさし 長野県長野市生まれ。放送作家。女性誌「新しい女性」編集長を経てフリー。ルポやコラムの執筆、ラジオ、TV、舞台などの構成、台本づくりに関わる。TV作品に「桃山に挑んだ陶匠・唐九郎」「平山郁夫・悠久の道」など。著書「松本山雅ものがたり」。

絵/吉澤みか 1963年京都府生まれ。日本画家。京都美術展(奨励賞受賞)、京展ほか入選多数。大人も読める絵本「ざっそう weeds」「駅のピアノ 故国への想い」(ともに今人舎)の絵を担当。

 

【販売・問い合わせ先】  社会福祉法人 桜雲会

TEL:03-5337-7866   FAX:03-6908-9526   メールアドレス:ounkai@nifty.com

 

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