日本児童教育振興財団助成事業(R6)『すべて世のため、後のために 塙保己一とヘレン・ケラー』

2024 年 02 月 08 日

三重苦の聖女ヘレン・ケラーが人生の目標とし、こころの支えとした日本人とは――

すべて世のため、後のために 塙保己一とヘレン・ケラー』

             文・堺正一 絵・吉澤みか    ※英訳付き

視覚障害を持ちながら、大文献集『群書類従』を編集・出版した江戸時代の偉人、

塙保己一(はなわ・ほきいち)の一生が絵本になりました!

 「わたしは挫折しそうになるたびに、塙保己一先生のことを思いだして、立ち直ることができました。そして、現在のわたしがあるのです」(ヘレン・ケラー)

目も、耳も、ことばも不自由だったアメリカの女性ヘレン・ケラーは、幼少のときから「保己一を手本にしなさい」と母親に言われて育ちました。保己一の生きざまには「世のため、後のため」の理念があり、その理念を未来に向けて訴え続けました。ヘレン・ケラーもまた多くの困難に直面しながらも教育や福祉、世界平和のために歩み続けました。二人に共通するのは「心の目(心眼)」。「卑下せず、おごらず、ありのままに生きる」という姿は今の世の中にも響くのではないでしょうか。

【あらすじ】

保己一は現・埼玉県本庄市に生まれ、幼いころに視力を失います。記憶力に優れ、学問が好きだった保己一は、14歳で江戸へ出て鍼治療で有名な盲人一座に入門します。ところが、一座ではあんまや鍼、三味線などの修行が中心で、保己一が期待していた学問をする時間はありませんでした。修行に身の入らない保己一はあんまの技術もなかなか上達しません。つらい日々を送る中、ついに学問の道で身を立てることを決意します――。保己一は幾多の困難にも負けず、学問の基礎となる歴史資料を提供することに全人生を捧げました。そして、各地に散らばる貴重な書物を集め、編纂した一大文献集『群書類従』を完成させたのです。

【書誌情報】

定価:2,500円  頁数:49頁

発行:社会福祉法人桜雲会 2024年2月

 

文/堺正一 

1943年埼玉県生まれ。埼玉県立盲学校(現塙保己一学園)校長、立正大学教授等を歴任。長年、障害のある子どもの教育に携わり、障害児者理解推進のために講演、著述、ボランティア活動等に取り組む。第15回塙保己一賞(貢献賞)受賞。

絵/吉澤みか

1963年京都府生まれ。日本画家。京都美術展(奨励賞受賞)、京展ほか入選多数。大人も読める絵本「ざっそう weeds」「駅のピアノ 故国への想い」(ともに今人舎)の絵を担当。

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